ホシザキが手掛けさせていただいた厨房の使い勝手はいかがですか?
認知症病棟が改築となり、厨房も新棟へ移りました。
厨房が新しくなったことで汚染区域・非汚染区域の区別がより明確となり、
効率的かつ衛生的に食事提供ができています。
下処理室と主調理室を隔てる冷蔵庫がパススルー仕様になっているので、
食材のみを受け渡すことができ、人が行き来する事が無くなりました。
容量も大きい機種を選定してもらったので、納品が多い日でもしっかり収納できています。
厨房が新しくなっただけでなく、新調理システムのニュークックチルを導入したのも大きな変化でした。
ニュークックチルシステムだと事前に加熱調理をして急速冷却後に保管、チルド状態のまま食器に盛り付けて再加熱キャビネットの中で再加熱をしていきます。
計画的に下処理や加熱調理を行うため切り物が前倒しできますし、スチコンの台数が増えた事で加熱調理もさくさく進みます。
特に朝食準備では、前日に再加熱キャビネットに盛り付け済みの食器を入れ、タイマー運転で自動的に朝に再加熱されるので朝の作業負担が大幅に軽減されました。
今まで早番勤務は5時出勤していましたが、
ニュークックチルシステムを導入してから1時間出勤が遅くなり
6時出勤で厨房業務が間に合うようになったので厨房スタッフも喜んでいます。
加熱調理後一度冷却して再加熱しているので、煮物の味の染みが良かったり、
スジのある野菜もやわらかく飲みこみ易くなったり
食事の質が良くなったメニューも多くあります。
温冷配膳車も導入されたことで、温かい状態で食事を提供でき、入院患者さんからも喜ばれています。
最後に…ホシザキを選んで頂いた理由を教えて下さい
栄養科移転新築にあたりニュークックチルシステムを導入することが決まってから、ホシザキさんには厨房図面の作成、調理機器や設備、
食器の選定まで全てに携わって貰いました。
新たな調理システム、新たな厨房機器の導入で不安な面もたくさんありましたが、講習会を何度も開いてもらい具体的に使用するイメージを掴むことができました。
また、打合せの段階から何度も相談に応じてくださった事で不安を払しょくすることもできました。
そういったサポートの手厚さから、ホシザキさんで良かったなと思っています。